「答え」は書いてある時代
今日は「カンニングのススメ」というテーマの記事です。
800年前から
先日、庭木の剪定作業で、お寺を訪れたんですが、住職の方から興味深い話を聞いて、読者さんにもためになると思ったので書きます!
西暦1200年。禅宗の祖師、道元は「男女の身分差をなくすべきだ」と説いていたそうです。
これはまさに男女平等の思想ですよね。
当時1200年代の段階では、道元の男女平等思想は、当時の社会通念を大きく超えたものだったはずです。
おそらく、ほとんどの人に受け入れられなかったと思います。が、
そんなことよりも
男女平等、人権侵害、身分の差は良くないと、800年も前に考えられていて、21世紀の現在でも同じ悩みで苦しんでいたりすることなんです。
ロシアやウクライナ、イスラエルとハマスだったり、戦争紛争が続いていたりします。
人類の苦しい時代を生きた人々から何も学んでいないことのヤバさ。
わたし達、人類の進歩の遅さを感じざるを得ません。
ちなみに、仏教のブッダなんかは、「執着を捨てよ」などと言っていたりします。
現代風に言うと、
お金への執着があるから苦しい。会社への執着があるから苦しい。他人への執着があるから苦しい。
だから執着を捨て、執着を持たない事で楽になる。
みたいなことを、2000年以上前に言ってたりします。
「答え」は書いてある時代
歴史に名を残した、人類の代表の偉人や天才の考えは、書物やインターネットで手軽に学ぶことができます。
たとえば、
本屋で立ち読みするなど「いつまでも腐らない知恵」を、わたしはカンニングするべきだと思っています。
学校教育でカンニングが叱られるのは、一時的な試験の場面に限られます。
人類の英知を学ぶことは、時代を超えた良いカンニングなんです!
お寺の住職の方も
「先人の知恵を忘れた時に、戦争が起きたりする様に思えてなりません。何百年も前に道元が言っているのに…」
などといっていました。
今わたし達にできることは、本やネットを使って自ら進んで「カンニング」を心がけ、先人の知恵に学びましょう!
おわり