この記事は「感情的になる人と正しい判断が難しい」というテーマの記事です。
羽田空港での日航機と海上保安庁との飛行機事故の火災で、人間は救出されましたが、貨物室に預けられたペットは救出できず、火災で焼け死んでしまいました。
この出来事に対して、SNSでペット同伴に関する賛否両論が出たのですが・・・
なんか危険だなぁと思ったんです。
というのも、北野武監督の『アウトレイジ』という作品を何度も見るという人が言っていたのですが、死んでく人間には共通点があって、
それは「感情的になった人から死んでいく表現が描かれている」と言っていて、驚いたことがあるんですね。
サービスを提供する側の意見を知る
ペットは飼い主にとって大切な家族の一員であり、非常時に連れて脱出できないことはめちゃつらい現実です。
SNS上ではペット同伴に対して、女優の石田ゆり子さんが「家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです」と自身の意見を投稿してコメント欄が荒れて封鎖しました。
http://www.yahukome.com/article/502006944.html
人は感情で動く生き物です。
石田ゆり子さんは感情で動く人で人間らしくて良い人だな、と思うのですが飛行機移動のサービスを提供する側に立ったことが無いようにも思います。
しかし、安全を考えるとペット同伴は慎重に検討すべきで、サービス提供側の意見や声にも耳を傾ける必要があります。
元 JALのCAさんの指摘によると、航空会社では「あくまで人命が優先」されるため、ペットの救助は後回しにされるんですね。
記事内では他にも
・脱出のためにペットをペットケージから出した場合、ペットが興奮して暴れる、乗客を噛む、逃走するなどの2次的な事故が起これば、乗客の脱出の妨げになる
・ペットケージが邪魔になり、人命救出の時間がロスしてしまう
・「置き去りにできない」と連れだそうとする乗客が出てきた場合、自身の避難の遅れや他の乗客の脱出の妨げになる
などがあったりするんですね。
というわけで
・サービスを提供する側の声を聞くことは大事
・航空会社の場合は「人命が最優先である」などのサービスの軸を知る
・感情的になると正しい判断が難しくなる
です。
実際、問題の渦中にいると冷静ではいられないけど、時間を置くと冷静に判断できますよねw
この記事の読者さんにも、自分が感情的になっている時は、正しい判断が鈍る時でもあるんだな、という意識があるだけで間違いにくくなると思います。
おわり