今日は「世の中はアナタのためにできてない」というテーマの記事です。
建設や土木、造園業の方々と話事があるのですが、若い人が入社してもすぐにやめてしまうと言っていました。
「おもしろくない」
「キツイ」
というのがあるそうです。
わたしはそれから、若手で仕事ができない訳なので、「お給料が低い」というのもあると思います。
会社は踏み台でも社会がよくなればいい
この記事では、別に若手がすぐに辞めるのがいいとか悪いとかの話ではなくて、会社は踏み台に考えてもいいと思っています。
会社を離れた人が、別の仕事で社会の誰かに価値を提供して、幸せにしているなら全然いいと思っている派です。
大事だと思っているのは、
何か好きなことを追求しようと思ったら、それに伴ってやらなければならないことがたくさんついてきたりするんです。
世の中はアナタのためにできてない
できる限り、好きなことをやらなきゃいけないので、好きなことをやるために、どうしてもやらなければいけない、耐えなきゃいけない仕事もでてきたりします。
今読んでる養老孟司さんの本『わかるとはどうゆうことか』の中でこんな事を言っています。
この世に生まれてきて、世の中の方は私のためにあるわけじゃありません。
私たちが生まれてくる以前からこの世の中は先にあります。
私の好きとか、嫌いとかは関係なく、すでに世の中は存在している。
だったらとりあえず受け入れるしかありません。
それが大前提です。
社会人になってこの大前提としているルールとして持っていた方がいいよね。と言っています。
このルールを知っておくと生きやすくなるんじゃないかなと思っています。
わたしは「世界」があって、その中に「世の中という社会」があって、その社会の中でわたしたちがウロウロしているモノだと思っています。
そもそも世の中は、わたしたちのためにできてないんですよね。
どうすればいいの?
じゃあ、
どうすればいいのかというと、「つくっていく」しかないんですよね。
仕事を変えるか、自分を変えるか、どちらが楽かというと、明らかに相手を変えるより、自分を変えた方が楽です。
まずは「好きなこと」と「得意なこと」の違いを知ることかなと思います。
好きなことは▼
・自分が基準で判断できる
・感情や興味に動かされる
・上手である必要はない
・続けることで上達する
得意なこと▼
・他人が評価する
・能力や経験が必要だったりする
・上手である必要がある
・好きでなくても得意だったりする
ざっくり言うと
・好きは自分が決める、得意は他人が決める
・好きなことと得意ことは必ずしも一致しない。たとえば嫌いだけど得意だったりすることもある
・続けていると好きになったり、得意になったりする
自分自身の好き嫌い、強みや弱みを理解するために、好きなことと得意ことを整理みるといいかもしれません。
まとめると
・世の中はわたしのためにできていないが大前提
・その世の中で、自分で自分をつくっていく意識を持ち、柔軟につくり変えていく
・好きと得意を分けて考えてみる
・結局、続けていると好きになったり、得意になったりする
仕事を選ぶ時には、この好きなこと得意なことの違いを踏まえた上で、自分にちかいモノを選択できると、
社会というゲームを進める上で、有利になると思います。
おわり