読まない読書とは
こんにちは、ながなりです。
今日は「読まない読書」というお話をしたいと思います。
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https://stand.fm/episodes/667e5e91e2200afaedc1f076
これは何を言ってるかと言いますと、
日本の美術家の横尾忠雄さんという方が言ってて面白かったんですが、彼は本をめちゃくちゃ大量に買うそうなんです。でも買って読まないんですね。
何で読まないのかって言いますと、買ってその本の魂のようなものを自分の中に吸い取れれば、それで読んだことになるっていう考え方らしいんですね。
おそらく僕とか、今この記事を読んでるアナタより、めちゃめちゃ本を買ってるそうなんですね。
アトリエにも自宅にも本は山ほどあります。だけど、ほとんど読んでないって言ってます。
面白い考え方ですよね。
本って買ったらなんか読んだりするものだと思いがちじゃないですか?
けれども、
モノとしてそばにいてくれるだけで、お互いに影響し合ってるっていう、何かこうエネルギーのようなものを発してるから、それを受け取ってる。
受け取ってるから、それでいいんだという考え方なんです。
これは別にその本に限らず、いろんなモノにも言えたりすることだと思うんですね。
例えば、家のテーブルの上に花を一つ置いておくだけで、何かこうエネルギーのようなものをもらっているとか、そういう考え方にも通じたりするものがあるんじゃないかなと思うんです。
子供だったり、生き物のペットだったりすると、もっと強い影響があったりするような考え方にも取れたりする考え方だなとも思ったりします。
横尾忠則さんも言ってるんですけど、僕にとって本は別に全然読まなくてもいいものなんです。大事なことは本を買うことなんです。って言ってたりします。
読書ではなく買書という言い方をしています。
僕も本とかをよく買ったりするんですけど、実際に買って読むことと読まないことでやっぱり全然得られるモノは違うんですけど、買っても読まないってことはかなり想像力を掻き立てられるんですよね。
本の内容ってこういうタイトルだけど、おそらくこういう内容なんじゃないかな。みたいにイマジネーションすごく膨らませる。
彼のような美術家さんにとっては知識として、本から情報を得るよりもイマジネーション、想像力を働かせる方に全振りしてるような本の読み方というか、買い方がすごく面白かったので、こんなお話をさせていただきました。
本も道具なので使い方次第ですね。
というわけで
「読まない読書」というお話をしました。
本を買うことによって、その本の魂のようなものを自分の中に取り入れればそれでいいという考え方です。
本を買った人で積読本がたまっている人。全然あの本読めてないとかが、あると思います。
けれど、
全然気にしなくていいんじゃないかなと思いました。
それではまた!
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