正論と正論攻撃の話
仕事や人間関係でも、結構やってしまっている人がいるなと思った言葉で「正論攻撃」というのがあります。
途中で見るのをやめちゃったんですが、Netflixの『無人島のディーバ』を見た時に出てきた言葉で印象に残っている言葉なんです。
正論攻撃とは、
最近できた言葉たいで、正論で人を傷つけることです。
英語では、「ロジカルハラスメントといいます。
人を萎縮させるでもなく、悪口でもなく、怒鳴り声でもない。
正論や事実を言って相手をキズ付ける行動や言動のこと。
実社会でもよくあるのは、たとえば
「あなたは年をとってるからダメだ」
「あなたは見た目が悪いからダメだ」
「常識でしょ、なんでわからないの?」
などが、攻撃的な発言だったりする、いわゆる一言多い系の人ですね。
正論攻撃と正論は違う
ここけっこう注意だなと思っていまして、正論攻撃と正論は、似ているようで全然違うんです。
正しい意見を適切な方法で伝えるのと、相手を傷つけるために使うのとは全く違います。
正論▼
正論とは、客観的に見て正しい意見や道理のこと。
正論は、建設的な議論や問題解決に役立ちます。
正論攻撃▼
正論攻撃は、正しい意見を攻撃的な手段として使用する行為です。
正しい意見を攻撃的な手段として使用する行為で相手を傷つけ、問題を悪化させたりします。
この「正論攻撃」という単語を知っているだけで相手をキズつけにくくなるなと思っています。
結局、相手の気持ちを考えながら、事実を丁寧に伝えることが重要だという当たり前の結論なんですが書いてみました。
正しければなんでも言っていいわけではない。バランス感覚が重要ですね。
おわり