目的か哲学かの話

今日は「結局、デザインとアートの違いは何?」というテーマの記事です。

 

ザックリした理解で、大きくハズレてはいないと思います。

 

デザインがなかったら

 

デザインは特定の目的を果たすために作られます。

 

たとえば、お客さんの要望に応えるために、あるいは特定の機能や使いやすさ、受け止めやすさを重視して作られます。

 

逆にデザインがなかったらと考えると、使いにくい道具ばかりが出回ってしまうイメージを持ってもらえると分かりやすいと思います。

 

簡単に言っちゃうと、相手を思って作る考えるのがデザインなんですよね。

 

そんな風に表現するんだ!

 

一方で、アートは自分との違いを楽しんだり、哲学的な側面を持ってたりします。

 

たとえば、最近見た現代アートでは、欧州に迫害を受けたアジアの象徴として、その思いを虎として表現したりしました。

 

ほかにも、ボロボロの靴を使って迫害の歴史を表現したりする作品がありました。

 

これらの作品は、単なる視覚的な美しさ、時には醜さを、深い意味やメッセージを伝えることを目指しています。

 

「そんな風に表現するんだ!」

「その視点はなかったな!」

 

みたいに、アートを鑑賞する時は、新たな視点や発見できたり出会えたりします。

 

自分との違いを楽しんだり、狂言の豊かさに触れたりすることができます。

 

アートはただなんとなく作られるものではなく、必ずしも理解されることを求めるものではありませんが、何かしら意味や想いが込められています。

 

そこを楽しんだりします。

 

デザインとアートはゴッチャになって、「よく分からない」とかってなりがちです。

 

どちらも私たちの生活や文化に深い影響を与えており、その存在は私たちの世界を豊かにしています。

 

まとめると

 

デザインは相手の事を考えてつくる。デザインがなかったら使いにくい道具ばかりがあふれてしまう。

 

アートは哲学的で、テキトーに作られてる訳ではなくて、「そんな風に表現するんだ!」を楽しんだりできます。

 

アートは表現の自由さを楽しんだりするものとザックリとまとめます。

 

学生の頃はデザインとアートの違いがよく分からないでいました。

 

しかし、それぞれの魅力と違いを、最近になって理解してきたかなと思ってます。

 

 

 

おわり