バスがあるのに乗れない子供
今日は「バスがあるのに乗れない」というテーマの記事です。
音声はこちら▼
https://stand.fm/episodes/665585b25575c195a8de6112
これは何を言っているかというと、
バスの運転手が不足していて、子供たちの修学旅行でバスを利用ができなくなっているという、いわゆる「2024年問題」のことですね。
運転手不足と時間外労働の規制が重なり、市民の生活にまで影響が及んでいる現状を見ると、人手不足の深刻さをすごく感じます。
いまの時代は、バスの運転手を目指す人が少ないのが現実なんですね。
観光地にもよりますが、ざっくり言うと、バス運転手の平均月収は22〜35万円の間ですかね。
そこから、生活費やら固定費の家賃や光熱費などが引かれると、生活が厳しくというか、余裕がないぐらいではないでしょうか。
なにより、
自動運転車が普及することで、バスの運転手という仕事がなくなるかもしれない心配もあるのかもしれませんよね。
いまは自動運転は、ある特定のルートしか実験されていなかったりしますので、まだまだ普及には時間がかかるんじゃないでしょうか。
それから、
バス運転手は多くの乗客の命を預かっている訳なので、若手だろがベテランだろうが責任があり、リスクが非常に高い職業でもあるように思います。
そう考えると、若者がバスの運転手を目指さない流れは自然に思えてきたりします。
もしも、修学旅行で、何十人と学生たちが電車や路面バスを利用することになると、めっちゃ大変です。
旅行でテンションの高い生徒たちの先生の管理も大変。地元に暮らす人たちの生活にも影響がでたりします。
人手不足の解消に、外国人実習生の新しい特定技能で、バスの運転手などの免許のハードルは下げたのですが、今年の人手不足の解消には間に合わないと思います。
数年後に効果が出て、解消される問題じゃないかとも思っています。
なので、その内に外国人の運転手さんが修学旅行や観光バスの運転手をしているんじゃないでしょうか。
というわけで
バスはあるけどバスが運行できない。という話をしました。
少子高齢化社会の影響が、こんな所に出てくるんですね。
それではまた!
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