つくられた文化の話

今日は「ごほうび文化は作られた」というテーマの記事です。


最近、海外で人気を集めたかわいい動画なんですが▼


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YouTube

https://youtu.be/HUngLgGRJpo?si=aCNeBt49SjPoDSst


シンプルでかわいいと思いきや、依存症をテーマにしたホラー動画だったんですねw


 つくられた文化

よくある、気分が落ち込んだ時などに、自分に報酬を「ごほうび」を与えるという行動で、気分を上げる習慣が強まったりしました。


考えてみると別に、「ごほうび」っていらないじゃないですか?


いやいや、「ごほうび」ほしいよ!


という人は、もしかしたら依存症さんかもしれません。


そもそも、自分に「ごほうび」を与えるのが当たり前だよ!


などと、すり込まれている。思わされてるかもしれません。


そもそも、自分に「ごほうび」という習慣をつくってお客さんに商品やサービスを買ってもらいたい広告主側の事情があったりします。


資本主義経済では、お金優先の考えに陥りがち。


よく聞く話では、バレンタインデーのチョコ文化は、チョコを売りたい広告主側の販売戦略が先にあるといいます。


実際に文化として根付いていて成功しているので、毎年バレンタインの季節には大きなお金が動いたりしているわけですよね。


ほかにも、


仕事が終わった後のビールという習慣も広告主に作られた販売戦略だったりします。


別に休日の好きなタイミングでだけで、飲めばいいじゃないですかw


はなの金曜日などという言葉に引きずられて、週末の金曜日に居酒屋で飲むとか、みんなで一緒にいる安心感みたいなのがあるのかと思いますが、わたしは素直に楽しめない派でした。


最近では、


人間の脳が、即座に手に入る短期的な報酬を求めるように進化してきました。(退化かもしれない…)


逆に言うと、長期的な計画を立てられなかったりします。


ざっくりでもいいので、年間スケジュールに予定を入れた方がいいと思っています。

 

 健康よりも、お金

著書『スマホ脳』や『依存症ビジネス』を恐いモノ見たさで読んでいました。


依存症ビジネスとは、商品やサービスをお客さんの心をとらえるモノにする。


つまり、


病みつきになるものにする。


著書『砂糖の歴史』や『食べ物から学ぶ世界史』を読んでいると、


高度経済成長を支えた柱の一つとして、みんなを砂糖中毒にして発展してきた歴史があります。


人々の健康よりも、お金を重視した考えの会社やサービスのことです。


少し古いデータですが、


2010年に200人の学生について調査を行ったところ、回答者の44パーセントまでもが、非常に、あるいは完璧に、スマートフォン中毒に陥っている。


そうなんです。


2024年現在では、減っている事はないだろうし、依存症の人は3倍ぐらい増えているのではないかしら。


スタンフォード大学の調査では、回答者の4分の1の人々がが、スマホは「危険なほど魅力的だ」と分かった上で手放せなかったりする。


とあります。


食べ物だけでなく、月額課金で、ゲームや映画やドラマが見放題だったりします。


いい時代でもあるんですが、コントロールしなぎゃいけない所ですよね。


 というわけで

既存性の強いモノに対してなんの知識も装備もない状態だと、人生ゲームの難易度が上がってしまうと思ったので書きました。


結局、幸せになるには健康である必要があると思っていて、不健康だと不愉快で、お金もかかります。


まず知識として知ったら行動が変わるので、『依存症ビジネス』という単語だけでも覚えていただけたら嬉しく思います。

 


おわり